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カテゴリ:いい工務店との家づくり ( 11 )
いい工務店との家づくり⑩ (株)榊住建 小山 祐司
私の目指す工務店
(株)榊住建 小山 祐司

どんな家をつくろうか?…自分の家探し
 住宅展示場に理想の我が家があるだろうか? 建築家にお願いすれば家族の生活にあった家を作ってくれるだろうか? …家づくりはこんな疑問からスタートします。
 榊住建のお答えは「ご家族が満足できる家は、ご家族の努力と作り手の工夫でつくるもの」だと思います。
 その方法は、ご家族の「住まいのレポート」と、当社の「設計コンペ」です。
 「住まいのレポート」にはご家族一人ひとりが、家のこと、自分の部屋、生活・趣味・思考・健康・夢・将来のこと…いろいろ書いてください。ご家族と相談しないで!
 それを元に、当社の設計室のメンバーが貴方の家の「設計コンペ」を行い3~4案ご提案いたします。家族会議で当選案を決めてください。その提案者が貴方の家の設計者になり、模型等を使ってさらに細部まで検討し、本当の“自分の家探し”にご協力いたします。
 現在、設計室には社外の設計者6名(全員女性)と社内設計者2名、計8名がおります。お互いの作品を見学し、意見交換や情報交換をしております。

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▲模型等による設計の検討

※ キーワード「住まいは式服や礼服ではない。着やすい普段着です」

どんな材料・工法の家をつくろうか?…ほっとする家つくり
 こわれたり、腐ったりしない家にしたいな~。家族の健康を守りデザインのいい家にも~。いろいろ考えると価格が高くなるのかな?
 榊住建のお答えは“安全で健康で快適”な『ほっとする家』つくりです。
“安全な家”は、こわれない、腐らない家! 耐震性と結露等のない家です。
“健康な家”は、空気も建材もエコな家! 自然エネルギーと自然素材の家です。
“快適な家”は、断熱性やデザイン性の優れた家! 設計室がご提案いたします。
 『ほっとする家』つくりで大切なことは、本物を安く提供することです。「さいたま県産木材住宅促進センター」の理事長として県内の木材事情を知り、山にご家族の皆さんをご案内し、木材生産者から直接木をお買っていただきます。我が家の木を山で伐採する体験は家づくりの思い出となり、子供さんが家を大切にする心を養ってくれることでしょう。
 家を作ってもらう人と家を作る人が楽しく家づくりをしたい…と願っております。

※ キーワード「住まいは技術や知識で作るものではない。知恵と人間性でつくるものです。」

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▲『ほっとする家』のインテリア

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▲我が家を作る木の伐採


住まいのメンテナンス…家検サービス
 アフターメンタナンスはやってくれるの?
 今、当社は廃業した3社の工務店の家のメンテナンスをしており、更にもう1社の家の補修相談を受けております。「住宅瑕疵担保法」や「建築基準法改正」によって家の瑕疵や性能は守られるようになり、契約書や保証書もいただけるようになりました。しかし不幸にして工務店の廃業等で“管理会社不在の家”がたくさん輩出しています。契約書や法規制のない「タノムヨ棟梁…ヨウガス旦那!」の時代の方が実直な棟梁によって家守りはきちっとされていたのではないでしょうか?
 榊住建の家守りは『家検サービス』です。創業者である小生が30年間つくらせていただいたお住まいの“家守りの責任者”の気概で担当しております。

『家検サービス』の概要
1)住まいのお引渡しの際に「完成時のお約束」を交わし、お引渡しの月を“住まいの誕生月”と定め、毎年誕生月に定期点検(無料)を行うことをお約束します。
2)誕生月の前月にご連絡し、ご都合の良い日時に訪問し47項目「チェエクシート」の点検を行い、その場で直せるものは修理し、専門的なものは職人の手配を行います。住まい管理(お手入れの時期や方法)のご相談にもお答えしています。
3)点検項目や修理事項は「住まいの経歴書」に記載し保管しています。
 当社の『家検サービス』制度は(財)住宅リフォーム推進協議会のHPで全国の工務店さんに公開しています。
 日常発生する故障は、確実・早急に対応できるような方法を決め、そのために必要な図面や施工写真等の資料は当社の作ったすべての家のものを保管しております。
 不慮の災害で資料の損失防止のため、CDにコピーし銀行の貸金庫にも保管しております。

※ キーワード「小さな約束を守れない者は、大きな約束も守れない」

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▲ 住まいの定期点検

(株)榊住建 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 11:58 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり⑨ (株)奥山建設 村岡 潤一
私の目指す工務店
(株)奥山建設 村岡 潤一

◆はじめに
 「工務店とは何か」という工務店自身で考える「いい工務店との家づくり~住宅考房」の原稿依頼がありました。
 25年間工務店で仕事を続けてきて、思うことは多々あります。
 これからは数十年から100年近く家を使う時代に入ったわけですから、ハード・ソフト両面でよくよく考え抜いた家が必要になってくると考えます。
 実際の業務の経験の中から、これからのお客様の家づくりのお役に立てれば、嬉しく思います。

1.耐震改修工事をして思うことは
 普通につくられる木造の家の『梁』が細すぎると思います(荷重に対する長期耐力が不足している場合が多い)。
 元々の耐力不足に加え、数年・数十年と住まい手の暮らしを支えていくうち、『梁』は当初の太さから、数ミリから十数ミリも縮んでいきます。仕口は少しずつ離れ、次第に補強金物のボルトも緩んでいきます。
 このような状態では、30年以上という歳月を耐久していくことは難しいのではないかと思います。
☆100年近く住む家をつくるなら→→
 ①やせてもいいように、予め大きな梁を使う。
 ②補強金物のボルトが緩まない工夫をする。

2.メンテナンスを続けて思うこと
 既製品は10年を過ぎると部品がなくなり、修理できなくなります。部材・部品が取り替えられない場合は、製品まるごと取り替えになることもあります。
 住まいは、電化製品のように“使い捨て”はできません。住まい手にも環境にも優しい、愛着を持って永く住まうための工夫が必要ではないでしょうか。
☆100年近く住む家をつくるなら→→
 ①全てとはいわないが、既製建材をさけ、10年以降も修理できるつくり方に努める。
 ②設備機器もシンプルなものを選択して欲しいと思います。トータルシステムは壊れた時に修理が大変です。

3.高気密・高断熱を15年つくり続けて思うこと。
 住まい手は家のシステムや使用方法、メンテ方法の理解が不十分であると思います。
 高気密・高断熱をはじめとする住まいの性能を、住まい手が充分に引き出せていないのでは、つくり手にとっての住まいづくりは完全ではありません。
☆100年近く住む家をつくるなら→→
 住まい手とつくり手とが、使用方法、メンテ方法を共に勉強し合い、互いに良い関係を続けることが必要です。住まい手同士が“賢く住むための工夫”を語り合う場、情報共有・コミュニケーションするための場を提供するのも良いのではないかと思います。
 つくり手の側でも、お客様の住まい方の情報に耳を傾け、今後の家づくりに活かしていく姿勢が大事です。

4.子供室2室を1室にリフォームして思うこと
 子供室2室を1室にリフォームしようとすると、部屋と部屋との間の壁が構造材になっていることが多く、構造改修まで必要になることが多くなります。壁の中の柱を抜くと、梁補強が必要となり、天井を一度全て壊し、梁補強後に天井をつくり直さなければなりません。
 部屋と部屋との壁の間には、床は張ってありません。1室にするために床を全て張り替えることになります。
☆100年住宅をつくるなら(100年近く住む家をつくるなら)→→
 ①構造的に必要のない壁は、パーティション工事だと考えて、パーティー会場のように、床と天井を先に連続してつくり、リフォームがしやすいようにする。
 ②構造的に必要がない壁といっても、壁がなくなると耐震余力はなくなります。開放的な空間を作るときには、より頑丈につくることが必要です。

5.小屋裏の家守り点検を続けて思うこと
 古くなった家の屋根裏には、小さなシミが結構見受けられます。いつどのように雨漏りしたかは、住まい手は知らないでいることが多いのが現状です。
 台風が毎年必ず通る日本の住まいでは、雨は横から吹き付けていると思った方がよいでしょう。
☆100年近く住む家をつくるなら→→
 構造材は少し水に濡れたり、乾いたりが続いても大丈夫な木材を使いたい。水に強い無垢材(桧・松・ヒバ…)を使いたい。
 少しの水に濡れる、乾燥するといった状態を繰り返すことに対して、集成材は非常に脆弱であると思います。
 構造材に集成材を用いる場合は、無垢材でつくる場合よりも、10年後からの細かなチェックが毎年必要になります。

6.床下の家守り点検を続けて思うこと
 シロアリ被害が出た場合、どうしても薬剤処理が必要になります。
 生活は水を使います。給水と排水はつきもの。数十年後には必ずメンテが必要になり、いつ水漏れを起こすかわからない状況が訪れると考えた方がよいでしょう。
☆100年近く住む家をつくるなら→→
 ①万が一の場合、床下に水が漏れてもいいように考えておく。
 ②万が一の場合、外から床下に浸水してもいいように考えておく。
 ③薬剤処理をしなくてもよい工夫をする。しかし万が一の場合、シロアリ薬剤処理をしてもいいように考えておく。

◆最後に
 戦前につくられた家は80年近く経っています。
 戦後につくられた家は平均25年で解体されています。
 耐久性は、80年以上持ちこたえた戦前の家に学ぶことが大事だと思っています。
 しかし、良いことばかりではありません。
 80年以上住み続けた方にお話を伺うと、「永く住まれて嫌だったことは、寒い、プライバシーがない、改築が大変(可変性がない)」ということでした。
 私たち工務店は、家づくりのハード・ソフト両面でお客様に永く喜んでいただける家を目指しています。
 もっと詳しく話を聞いてみたいと思われる方は、どうぞお声掛けください。


「成長する家 子育て物語」◆ http://www.fp-okuyama.com/modelhouse.htm
「成長する家 つれづれ日記」◆ http://muraokajun.exblog.jp/
健康住宅を追求し、納得のいく家づくりを目指して日夜奮闘中。
自分の思いをつづったブログです。

(株)奥山建設 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 11:45 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり⑧ (株)小林建設 小林 伸吾
私の目指す工務店
(株)小林建設 小林 伸吾

多種多様な工務店が存在する中で、私の目指す工務店の4つの大きな特徴は……

[1]いい家づくりが自社で完結できる工務店
 「自立した工務店」と表現した方が正解かもしれません。自社で企画から設計・施工・アフターまで外注や下請けなどせず、一貫した流れで顧客対応できる工務店です。
 特に、私達の手掛ける注文住宅では、直接エンドユーザーとの密な話し合いが重視されるので、顧客との出会いから完成した後まで、常にスタッフが顔の見えるお付き合いを徹底します。そのため、社内では部門ごとの垣根を越えて社員一丸のコミュニケーション力や個々の人間力の構築が要求されます。また、単に“家をつくるだけの工務店”ではなく、「企画力」「デザイン力」「マーケティング力」や広告・宣伝に至るまでプラスαの力を必要とすることは言うまでもありません。
 もはや、「いい家」をつくるだけでは、「いい工務店」にはなれない。そんな時代が来たと思います。

[2]営業マンが不在でも受注できる工務店
 よく、ウチは「いい営業マンがいないから受注できない」と思われている工務店の社長がいますが、今は「売り込む」ほど顧客が逃げていく時代。何度訪問を繰り返しても効率は悪くなるばかりです。
 そこで追っかけなくとも受注できるシステムを考えるわけですが、これがなかなか難しい。まず私達は他社との差別化を常に考え、自分達しかできない工法、システム、性能、デザインを掲げながら『小林建設ならではのスタイル』を確立します。
 次に営業活動として(営業マンは不要でも、営業しないということではありません)見学会・住まい教室などのイベントの開催、DM・通信の配布、パンフレットや小冊子の充実、更にホームページやブログでフォローしながら人間関係を徐々に築きあげます。
 当然自分達のスタイルやこだわりのイメージを前面に出しますので、顧客は好きか?嫌いか? はっきりします。私達は、好きになっていただいた顧客と家づくりができれば「それで良し」と割り切り、決して、全てのお客様にアプローチはしません。
 だからこそ重要なのは、常に陳腐化しない、魅力ある「小林建設ならではの家」を建て続けなければいけない。そこが大きなポイントです。

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▲小冊子『ひのすみか』

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▲『ひのすみか通信』

[3]つぶれない・つづく工務店
 先日、東京のあるフランチャイズの会員工務店が倒産し、その後の対応に関わりました。
 フランチャイズの完成保証制度により建築主は本来守られるべきですが、実際に工事を引き継ぐ工務店はなかなか見つかりません。顧客にとって、家が完成しないストレスや、今後の管理する工務店が不在である現実は、大きな悩みとなっております。
 こんな不幸な話が我々の業界に頻繁に起きている現状を自分の目で直に確認すると、改めて「つぶれない・つづく工務店」経営をしなければと、つくづく思います。
 工務店は仕事を継続させるために、時に大手の下請けや、厳しい設計事務所の相見積もりの物件を請け負いますが、私はできる限りエンドユーザーのみを顧客とし、無意味な売り上げアップやその場しのぎの仕事はやらないようにしています。
 自社の“体力”も考えながら、うわべより内容の充実を第一と考えます。そのためにはどうしたら“いい会社”になれるか‥‥。社長はもちろん、社員全員で勉強します。損益計算書(PL)の基本は少なくとも理解し、"我が社の現在"を常に把握。毎年、少しずつでも自己資本を増やし、悪い時でもつぶれず、立ち直る時間をきちんと確保できる会社となるよう心掛けます。
 くれぐれも、変な経営コンサルタントの話を聞いて一気に伸ばすことなく、階段状に踊り場を設けながら一歩一歩大きくなる。そんなしぶとい(?)地域工務店が目標です。

[4]グッドデザイン賞の意義を貫く
 グッドデザイン賞受賞に関しては、このホームページ上の『業界コトバの散歩11』で岩下先生から紹介して頂きましたが、私達小林建設のつくる「杉の家」が地域工務店として初めて受賞できました。その内容を簡単に整理すると、

1)地域の材で地域の職人が地域に合った長寿命の家を実現
2)山側と家づくりのネットワークを組み、地場産業の利点を生かした家づくり
3)杉の持つ美しさを最大限にデザイン。地場産業を発展させていくシステムを提示
以上の点が高く評価されました。これは、ある意味昔から地域で家づくりをしてきた工務店にとっては“あたり前”のことでしたが、国産材の使用率が20%の現在のわが国では、どうも特殊な家づくりのようです。
 今回、私達が今から約10年前から取り組んできた「近くの山の木で家をつくる運動」そのものが評価され、グッドなデザインとして認められたことは、大きな自信と喜びになりました。今後も私達は“あたり前”のこの取り組みを更に徹底し、グッドデザイン賞の意義を貫くことがイコール「私の目指す工務店」であると考えています。
 以上、それぞれ難しい目標でありテーマですが、改めて整理すると、どれもこれも最終的に「地域に必要とされる工務店」を目指していることに気がつきます。
 私達はこれからも“私の目指す工務店”を常に意識し、忘れず“小林建設らしさ”に磨きをかけ『顧客に感動を与える工務店』となるように、頑張ります。

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▲2007年度グッドデザイン賞受賞

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▲受賞作品「杉の家」

(株)小林建設 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 11:42 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり⑦ 大野建設(株) 大野 年司
私の目指す工務店
大野建設(株) 大野 年司

ハッピーな家づくり5つの原則
 弊社大野建設は、私の祖父が大工の棟梁としてこの行田市において家づくりを始めて100年が過ぎました。
 私はこの会社に入って家づくり36年ですが、この間に約2,500棟の新築住宅と約15,000件のリフォーム工事のお客様と長いお付合いをさせていただいております。最も古い建物はちょうど90年前に初代が施工致しました行田市のH様邸です。H様とはその後、分家の新築やリフォームで今もお付合いをさせていただいております。
 私の目指す工務店はこのように代々100年にもわたりお客様がたくさんいる工務店です。つまり、地域において、信頼され、頼りにされなくてはならない存在の工務店です。
 家を建てようとするお客様にとって、どんな家づくりがハッピーなのかを考えたとき、いくつかのあり方が考えられます。
 1つ目に、余計な心配もなく気分良く思ったとおり、約束どおりの建物ができること。
 2つ目に、この建物は安心安全という技術的信頼感。
 3つ目に、建物のことで何かあった時には、つくった工務店(業者)がすぐ来て対応してくれるという安心感を常にもっていられること。
 4つ目にその建物が長年にわたり誰が見てもその価値が落ちない家。
 5つ目に使う家族や近所の人に喜びを与えられる家。
 このような家づくりができたらそのお客様はハッピーな家づくりをしたこととなります。

いい家づくりは住んでからわかる
 おわかりのとおり、いい家づくりはその建物が存在する長期間にわたり問われるものであり、決して建てた時に安かったからとか、きれいだったからというわけにはいきません。
 このようなことをお客様と共に学習し、共有し、家づくりをするのが地域の工務店であります。
 何故ならば、地域工務店は、その地域から簡単に閉店引き上げをする事ができず、一生涯、命を賭けて自分のした仕事と共に、その土地で大手を振って生きていかなければならないからです。ただひたすらお客様に喜んでいただき、永遠に必要とされる工務店を目指します。同時に組織(企業)としてしっかりとした経営は、当然お客様にとっての信頼、あるいは社会貢献(雇用、納税等)にとって欠く事の出来ないことです。
 これには売上げ、収益が必要となりますが、お客様に求められ、必要とされる工務店であれば、それは結果として後からついてくるものと考えます。
 以上のような強くて、かつ地球環境や、地域・お客様にやさしい工務店が私の目指す工務店です。

大野建設(株) HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 11:29 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり⑥ 辻野建設工業(株) 辻野 浩
一周回遅れがトップランナー
辻野建設工業(株) 辻野 浩

いい工務店とはどんな会社なんでしょう? 改めて自社の経営について考えてみました。

自立的な住環境づくりを目指して
 家づくりの専門家として私たちはいつも理想的な家づくりについて考えています。
 専門家ですから私たちが考える家づくりの理想像は時代を先取りしているべきだと思います。一方で、家づくりについて考えれば考えるほど、家の外側を取り巻く住環境に目を向けざるを得ないと思います。
 話は飛びます。
 地球温暖化は私たちの努力ではどうしようもない側面をもった問題です。
 しかし私たちの会社は、現代人が日々の生活の中でもっと自然と共生していくことが大事であると考えています。
 大きな災害によって社会的なインフラが破壊されたり、何らかの国際的なアクシデントにより物流がストップして食糧やエネルギーが輸入できなくなったとしたら…そう考えると自分の目の届く範囲で自分自身が食糧やエネルギーをコントロールできうる環境に暮らすことが望ましいのではないかと思います。

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▲当別田園住宅「羊を飼う家」

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▲当別田園住宅「鶏を飼う家」

上記は極端な例ですが通常の生活の中でも、身近にある自然の力を自分の生活の中に取り入れる試みがとても貴重であると考えています。

工務店に求められる本当の総合力とは
 また、単なる個人の家だけではなく、自然共生の考えを共有する人々が共同体的な集落を形成し、個々の家がそれぞれの役割を分担し、それが機能することにより自立的な集落が成立すればいいな…と思っております。
 自給自足的な要素を生活の中に組み込みつつITや様々な現代技術の恩恵を享受し、自分自身の知的能力を発揮し、高収入も期待できる暮らしが理想的な暮らしであると思っています。

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▲当別田園住宅「大阪から来た人の家」
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▲当別田園住宅「住人ワークショップ」

以上のような理想をお客様に提供するために工務店としては単に家づくりだけができればいいというわけにはいきません。
 もともと工務店はいろんなことをやれなければけないのだと思います。もちろん、腕が良く、気心が知れている大工陣を擁する木造建築技術集団でなくてはいけませんが、その一方で、土地の仕入れ・販売をするディベロッパー、地域密着の設計デザインができる設計事務所、地域エリアごとのゾーニングを考案できる都市計画プランナー、地域活性化案を考案できるまちづくりコンサルタント…などなどいろんな能力を総合しなければ理想的な工務店としての住環境づくりはできないと思います。

「自給自足」なんて今の時代に逆行している…と多くの方は考えると思います。しかし、物事の本質を考え、私たちはあえて周回遅れを目指します。そうすると、いつの間にか先頭の人が背後に付き、それがその時代の本当の順位になってしまう時代がいつか来ると思っています。

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▲当別田園住宅「家並みと山里」
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▲当別田園住宅「かつての校庭に立つ家」

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▲当別田園住宅には薪ストーブが多い

忘れられない施主からの一言
 「額」によって「絵」の見え方ががらっと変わるように「周辺環境」によって「家」の見え方はがらっと変わります。
 しかし、それはたまたま偶然よく見えたという結果オーライではいけません。そうなるであろうということをわかっている予定調和的なデザインをすることが私たちの使命であると思っています。
 私たちはお客様に恵まれ活かされています。

個々の家づくりにおいてお客様はいろんなアイデアを私たちに与えて下さいます。建て終わり、住み始めた後もお客様は庭のしつらいや家具の仕立て等にいろんな発想を加えます。
 以前、お客様に言われて心に残っている言葉があります。

「私たちとずっとつきあっていると必ずいいことがある。私たちの暮らしやその中から発せられる意見から次の設計に活かせるいろんなノウハウを得ることができるから」
 その言葉はある意味、お客様のご都合主義かも知れません。しかし、真実を含んでいます。特に住環境を含んだ家づくりを提案している私たちにとって貴重なご意見です。
 私たちにとって理想的な経営を維持していくことはとても困難なことです。日々、営業と競争に明け暮れているのが現実です。
 しかし、工務店に限らず、理想を実現するという困難にチャレンジすることが中小企業の宿命とモットーであると思って頑張ってやっています。

辻野建設工業(株) HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 11:27 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり⑤ (株)田中工務店 田中 健司
私の目指す工務店
(株)田中工務店 田中 健司

1.工務店を知るには?
 工務店とは地域に根ざした家づくりを得意とする建築業だと私は考えています。
 つくるだけではなく、つくった家の保守、点検などのアフターサービスとリフォーム工事なども工務店の仕事です。
 工務店がつくる家は工業化、規格化された商品の家ではなく、その町の風土や地場の特徴を踏まえた、ものづくりが原点であるべきです。大規模な所ができないことをわきまえて、小規模だからこそできることをやっていけば、工務店ならではの付加価値がある家づくりになると思います。そこがポイントだと考えて弊社なりの家づくりをしています。
 家づくりをお考えの方は「大手メーカー」と「工務店」の家づくりの違いを、十分に理解していただくことがまずは大切ではないでしょうか。小さな工務店は情報発信が十分でないこともありますが、最近はホームページを持ち、社長自身がブログで情報発信をしている所が私も含めて多くなっています(三代目のダイアリー)。
 ネットで概要を掴み、工務店主催の「完成見学会」や「住まい教室」などに参加をすれば個性や特徴が見極められると思います。

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2.相性を探り合う?
 万人に受け入れられ、誰にでも好かれる家づくりを行う、何でもありは小さな工務店には到底無理です。
 独自性のある設計・施工術を持った、それぞれのスタイルがあるはずです(弊社では設計力・デザインセンスを売りにしています)。その独自性がご自分に合った家づくりなのかも判断して下さい。
 工務店側もそのスタイルを価値として認めて下さるお客様との出会いを求めているはずです。どこでも同じではないので特色を踏まえてお互いの相性探りも不可欠です。

3.家づくりはベストバランスを図ること
 手づくり、手仕事にこだわり過ぎる余り無駄な労力をかけることは、決してバランスの良い家づくりではありません。ある部分では機械化、工業化に頼りながら効率を上げることも大切です。
 地域によっては地産地消的に地場材を使った、手加工の伝統的な家づくりをしている工務店もあり、それらも魅力的ですが、私共のように都市で生きる工務店は常に狭小・変形地に防火、規制、軟弱地盤等の悪条件、と建築基準法の規制がつきまといます。
 合板・集成材・不燃材・金物などの建材と自然素材・無垢の木を上手く利用しながら、手仕事に委ねる部分も残したやり方も都市部ではバランスが取れた家づくりだと思います。
 
 家づくりは諸条件を踏まえた上で、いい(良い)加減、よき鈍感さを持つことも大切です。極端な材料、工法、システム頼みになるとバランスに欠ける住宅になるからです。最高の食材を使っても調理、味付け、盛り付けが悪ければ何の意味もありません。あり合わせの食材で美味しく、綺麗な盛り付けだって腕次第で可能なように設計力、施工力、材料の最適化をバランス良く保つことが重要なのです。
 そして商品を売ることでなくも設計力を併せもち、暮らし方、住まい方を考えた家づくりをしたいと思っています。そこに構造、温熱環境、空気質、耐久性などの必要な性能が担保されれば言うことはありません。
 相性の合う良い工務店を見つけ、楽しい家づくりをして下さい。
 弊社のお客様を見ると住まいづくりを楽しみ、完成後は住まい方を楽しんでいます。そんな住まい手達が日記代わりにブログで情報発信をしています。
 ここから生の声を聞くことができますので、宜しければ覗いてみて下さい。

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(株)田中工務店 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 10:56 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり④ (株)阿部建設 阿部 一雄
私の目指す工務店
(株)阿部建設 阿部 一雄

パートナーシップづくり
 「家造り」それは、建て主にとって一大行事であり、人生を楽しく幸せにどう暮らそうかという難解に1回のテストで、一発合格しようとするくらい、難しいことだと思います。そんな難解に一緒に臨むパートナーに我々が選ばれるためにはどうすればいいのでしょうか。
 私共は名古屋市北区で明治38年から気がつけば、創業103年を迎える工務店でございます。私で5代目。これだけ工務店を取り巻く情勢が厳しい中「先代たちは、どう会社を大きくし、事業を継承し続けてこられたのか?」いっそ天国に昇って聞いてみたいと思うこともしばしばで、やはりそれが「社長たる者の責任だ」とその重さを痛感しつつも好きな家造りですから、楽しんで仕事をしております。
 さて、パートナーという言い方は若干お客様と距離をおいているような印象があるかもしれません。始めはパートナーから最後は私たちもファミリー(家族)になれるような信頼関係を築けたら最高です。

見えないものを見える形にしていく仕事
 そのために、私が考えるところの具体的な提案は、以下の通りです。
 ハード「安心・安全・快適な家造り」
 ソフト「楽しい暮らし方提案」
 工務店は、家造りという目で見えないものを形にする(造るといった方がいいでしょうか?)ことが本来の生業です。
 ここには「地域性」という考え方の要素が強く盛り込まれます。例えば、私は生まれも育ちもここ、「名古屋」です。名古屋の人たち(周辺も)が、どんなことにこだわって、物の価値を見出し、判断するのか。それを主眼にして考え出したことでした。この安心・安全・快適は、数値で示してあげることで、お客様からは信頼をいただいています。
 例えば、木材の強度、耐震強度の数値化や、職人不足を鑑みた計画的限定棟数(上限を決めること)でお客様はもちろん、協力業者の方へも安心を提供できます。
 そして、楽しい暮らし方提案は、お客様だけでなく、私たちもがそうしなければ「おもしろい家」なんて、造れっこありません。これは決まった答えは無く「心がけ」なのです。

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▲安心、安全、快適を数値で表しています。 ▲子供の情緒教育には、体験型イベントが一番です。

住まい手にも責任が
 そして、もっとも大切なことは建て主の責任として、建てた家を永続的にメンテナンス・リフォームできるしくみを提供することです。当然、会社が存続していなければ、何の意味もありません。
 これだけ申し上げれば工務店は永遠に看板を下ろせない業態だということがわかっていただけると思います。
 大切なのは、自分たちが直面する問題や課題を的確に察知して解決に取り組むこと。
工務店は社会のしくみや情勢にとても敏感な商売だと思います。

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▲定期点検とリフォームは工務店の生命線。 ▲竣工パーティーには、OBがOBを誘ったりしています。

(株)阿部建設 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 10:34 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり③ (株)相羽建設 迎川 利夫
私の目指す工務店
(株)相羽建設 迎川 利夫

1.家は「つくること」より「住まうこと」を考えたい
 よく「○○工法の家」とか「○○の家」という謳い文句を聞く。相羽建設では工法とかシステムという「つくり方」ではなく、「住まうこと」を第一に考えた家づくりを行っている。だから、建材メーカーでデザインされた既成住宅部材を組み合わせるのではなく、キッチンや洗面台まで大工さんがつくることが多い。
 
 例えばキッチンカウンターのステンレス板の厚さは既製品では薄すぎる。生活シーンでは分別ごみでゴミ箱を2つくらい置くことが多いが、それに対応したキッチンがない。吊戸棚も使い勝手から引戸にしたいが大多数が開き。だから、使い勝手を追求すると大工さんでつくることになる。こんな感じで、住み心地を追求すると、違う思想でつくられた製品を組み合わせるわけにはいかなくなる。
 
 例えば防蟻処理も5年後の再施工で家族が生活する場に危険な農薬を持ち込みたくない。だから、防毒マスクをしなくても施工できる方法を選択することになる。例えば浴槽の色を選ぶ場合、色見本を水に浸けてみないと光の屈折での色がわからない。壁紙を選ぶとき、色柄よりも火災時にどんなことが起きるか見本を燃やしてみることが大切に思う。万が一火事になった場合、塩ビが溶けた雫や有毒ガスが家族を攻撃してこないか確認する。こんな住み始めたらとても大切な事項が「つくり手」の都合から見えにくくなっている。

2.永く住み続けられる家をつくる
 家は永く住み続けることが一番の省エネルギーだし、環境にも良い。そのためには快適に永く住み続けたいと思える家をつくる必要がある。
 相羽建設では「快適に住み続けられる家3原則」を設けている。

○いつまでも住み続けたいと思える居心地の良い家
 設計力を重要し、特に現地調査やインタビューを大切にしている。風の流れや向き、隣地の状況、視線が伸びる方向、住まい手の暮らしぶり、持ち物の量……etc.
 この他にも予算や法律、夢や希望等々の複雑に絡み合った与条件を噛み砕き、一つ一つ丁寧に解きほぐすような地道な作業が居心地の良い家づくりに欠かせない。

○つくるため、暮らすため、土に還すために必要なエネルギー消費量が少ない家
 太陽の熱や光、風、地熱などの自然エネルギーを活用して住環境を整える。家の周りの植栽等に気を使い微気候を創り出す。処分に環境負荷の少ない材料をなるべく使う。OMソーラーで太陽熱を活用した換気暖房を行っている。落葉樹で夏の日陰をつくり微気候を整えている。アメダスのデータから季節の風向きを計算し、家の中に風の道をつくっている。

○家族の生命と健康を守る物理的に安全な家
 構造計算をして耐震強度を確認すると共に、柱には性能表示された芯持ちの国産材を用い構造の耐久性を確保する。家族の健康を害することがないように、安全な材料を自然素材中心に用いる。炭を使った防蟻処理を用い空気の浄化を図り、OMソーラーで新鮮空気を大量に取り込んで換気する。

3.地域に必要とされる工務店
 地域工務店として大切なことは、きちんと家を守り続けること。だから、流行に左右され短期間で廃番になる建材や印刷で他の素材を装う不正直な建材は使わない。できるだけ「経年美化」が期待でき、継続的に供給される素材を用いる。そう考えると自然素材を素直に使うことが多くなる。木や土や石や紙や金属やガラスなどの素材を、なるべくその質感を活かして使う家になる。
 
 また、住まい手との良好なコミュニケーションを継続すること。お盆と暮れの御挨拶訪問様子伺い(年2回)の他、ホームページやニュースレター(月1回)、メルマガ(週1回)、ブログ(日々更新)等々で、身近な工務店と感じていただけるようにしている。
 暮れの仕事仕舞いには社員・職人・住まい手が集まって餅つき納会を行っている。年に一度家を建ててくれた大工さんに会うことを楽しみにしている住まい手もたくさんいる。
 
 家のトラブルは、いつ何時に起こるかわからない。普段の生活パターンが崩れるお盆や暮れの休暇中に起こることも多い。どんな時でも迅速に応急処置ができる365日24時間トラブル対応体制をとって、安心してお住まいいただけるようにしている。

4.家づくりを楽しんでいただくために
 快適に住み続けられる住まいは、住まい手・描き手・つくり手という3つの手が、それぞれの責任を全うし、対等な立場で信頼という絆でしっかりと結ばれていることが不可欠。お互いが疑心暗鬼になっていたのでは、まともな仕事などできるはずもないから、結果として縮こまった家になってしまう。良かれと思ってしたことが裏目に出ることもあるだろう。地域工務店の家づくりは、人の手でつくられるので間違いもある。そんな時信頼関係があれば、適切な手段が講じられるが、疑心暗鬼ではミスを隠す方向に心が働くのは人間の弱さ。初めての家づくりで、わからないことだらけのことを、断片的に調べれば調べるほど理解できなくなるのはあたり前。そんな疑問が不信を生む。気軽に聞ける関係をつくれば不安も解消し、本当に家づくりを楽しむことができ、居心地の良い家ができる。

5.住宅力を磨こう
 相羽建設の考える家づくりをご理解いただくために、私達は執拗な訪宅やアポ取りは行わない。毎月1~2回の現場見学会や住まい教室を通して、具体的に五感を働かせて空間を体感し、その積み重ねで住宅力を付けていただく。バス見学会では新旧取り混ぜ3軒のお宅を訪問し、住まいぶりや経年美化をご覧いただく。住まい手から「こうして置けば良かった」「こんなはずじゃなかった」という生の声でアドバイスいただき、住宅力を磨きこんで御自身の家づくりが始まる。こんな家づくりを一緒にして行きたい。
 
 結局、相羽建設がつくっている家とは、無理なことをせず正直に材料を使い、自然の摂理に従った生活が似合う家なのだと思う。
 そんな家づくりが評価され、昨年は「エコビルド賞」をいただいた。


 快適に住み続けられる家3原則
 ○いつまでも住み続けたいと思える居心地の良い家
 ○つくるため、暮らすため、土に還すために必要なエネルギー消費量が少ない家
 ○家族の生命と健康を守る物理的に安全な家


(株)相羽建設 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 10:17 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり② (株)西峰工務店 西峰 嵩
私の目指す工務店
(株)西峰工務店 西峰 嵩氏

工務店の仕事とは
 地域工務店が仕事をしていく上で、何が一番大切か? ということが最近よく社内のミーティングのテーマになります。
 従来的な考え方であれば、答えは『工務店なのだから良い家をつくるのが一番大切なことでしょう』という結論になります。完成度や品質が高くて、デザインや住み心地が良くて、コストもそれなりに低く抑えられている。そんな家をつくればお客さんは喜んで工務店の売り上げもどんどん伸びるはずです。
 ところが現実はそんな生易しいものではありません。同じように精魂こめてつくった家でもお客さんに喜んでいただける場合と逆に、お叱りをうける場合が現実にあります。
 また、経営者の視点としては会社の業績を上げるにはどうしたらよいか?ということをつい第一に考えてしまいがちです。社員や協力会社に対しても、そのような視点で物事を要求しがちです。そしてうまくいかないと社員や協力会社の努力不足のせいにしてみたり『お客さんが無理難題を言うから』と人のせいにしてしまいがちで、どうもうまくいきません。
 それではお客さんに喜んでもらいながら自社の業績を上げるにはどうしたらよいのでしょうか? それは仕事の優先順位を変えることだと思います。
 業績を上げる為の手段として顧客満足度を上げるのではなく、まずお客さんに喜んでもらう為にはどのように行動すれば良いのか?ということを毎日の仕事の第一の優先順位においておけばよいのです。
 業績が上がらない原因はお客さんが喜んでいないからだと結論づけることです。
そうすれば業績は後からついてくるのではないでしょうか。

信用と信頼ということ
 住宅はおそらく人が一生の中でする買い物の中で一番高額商品だと思います。同じような高額な商品でも自動車なんかはカタログを見て、実物を見て、そして実際に試車をしてから購入する訳ですが住宅の場合は、建売り住宅以外は現物を見て、試しに少しの間、実際に住んでみて気に入ったから購入を決める、というようなことはまず不可能に近い話です。
 それではお客さんは何を判断基準にして住宅会社を決めるのでしょうか? もちろん品質や価格ということは大前提としてある訳ですが最終的な判断基準としては依頼する会社と担当者がまず信用できて、そして永く信頼するに値する価値があるかどうか?ということをシビアに観察してから決めます。
 当然のことながら誰しも信用や信頼関係を結べない人や会社とは100円の取り引きもしたくないはずです。
 このことは私たち工務店側からお客さんを見た時にも同じことが言えるかと思います。
 工務店の仕事は家づくりを通して単に家を建てるという作業だけで終わるのではなく、人と人との信頼の和を無限に広げることのできる、極めて人間的な営みが中心の仕事であると日々、感じる毎日です。
 最後に、きのへそ工房・西峰工務店の経営理念を紹介いたします。

お客様と社会に信用され、信頼され、
尊敬される社員であり、会社である事

(株)西峰工務店 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-07 18:20 | いい工務店との家づくり 
いい工務店との家づくり① 創建舎 中里一雄 
私の目指す工務店
創建舎 中里一雄

1.工務店の社会的認知度の現状は・・・
 工務店・建築家・ハウスメーカー・資材メーカー・リフォーム店・会計士・ファイナンシャルプランナー・不動産屋など、住宅を中心としたいろいろな業種のコミュニティーサイトで、この半年で1231/日平均の訪問者を誇るあるポータルサイトに訪れる人の70%が「ハウスメーカー」の検索カテゴリーから来るそうだ。工務店で検索してくるのは10%程度だけ。
 リクルートの昨年のアンケート調査でも「依頼先の候補」で50%強がハウスメーカー、工務店は19%だけ。しかも回答者の56%が30代。

家を建てる時に工務店に頼もうかと考える人がすごく少ないということである。
 大工さんは知っていても工務店という言葉は知らない、知っていても何をするのかも知らない人たちが多いということである。
 工務店が家をつくるところだと知っている人たちも怖い、何をされるかわからない、不安などなど・・・。
 工務店からの情報発信が不足しているということである。
 工務店という呼び方が馴染まれていないし、受け入れられていないかもしれない。
もっとも一口に工務店と言っても大工一人から竹中工務店までいろいろな形態があるので、一般の人たちには分類できず余計わからないだろう。

2.一般的に工務店(設計施工)で家をつくるシステムの不備を考えると
①洗練されたデザインが出来ない。提案力がない。
②施工の都合による設計となっていて、監理に中立性がない。
③専門業者、仕入先が固定化されていてコスト高を招いている。
④オープン化できていない→悪徳業者に荒らされているに任せている。
⑤保証制度が不備で安心感が持てない。 
・・・などなど改善点は多い。

3.では、住まい手にとって大手メーカーより工務店で家を造るメリットはあるか?
①住む人の都合優先で一品生産(お仕着せの大量生産品ではない)
 の家ができる。
②総予算の工事にかける費用が大きい(無駄な経費、宣伝費が少ない)。
③契約の受注者と施工者が一緒。直接施工で責任がはっきりしている。
④地域密着型でアフターメンテに機動力がある(大手は意外とない)。
⑤無垢の木、自然素材などは工務店でないと技術・手間隙がかかるので
 扱いが難しい。
・・・などが挙げられると思う。

4.また、住まい手にとって設計事務所より工務店設計施工で家をつくるメリットはあるか?
①コストを大きく外さない。
②施主の時間スケジュールが狂いにくい
 (設計期間がかかりすぎて予定より1年も遅れたなんて平気でありますからね)。
③家を作品化しないで、施主のこだわりを具体化できる。
④ 材料や工法の情報が伝達され易い。 
・・・などであろうか。

5.ここで、工務店の役割を簡単に表現すると 
地域に密着して品質の良い家をつく造り、建てた後も家守りをして、健全な経営をし、技術や職人の永続性 に注力し存続し続けることである。

6.そこで、住まい手にとって良い工務店とはどういうものか考えると
①住む人のこだわりに応えようと努力する(こだわりは施主側のもの)。
②保証制度、アフターメンテナンスが整っている。
③オープンで、社長・スタッフの顔や現場が見える。
④常に勉強している(技術、デザイン、工法、材料、法規など)。
⑤常に品質を下げずにコストダウンを意識している(施主の財布も大切)。
⑥大工を育てていて、技術や職人の永続性に注力している。
⑦大手の下請け、ディベロッパーの建売はやらない
 (同じ社内でいかに手を省くかという家を造って、片やいい家を造ることは
 不可能だろう)。
・・・ということが重要だと思っている。

7.次に、従来の工務店の再構築を考えると
(工事技量が良いことはあたりまえとして)どういうところが要になってくるか
①工務店の職能をはっきり意識し、工務店としての誇りを持つ。
②市場側主義で考える。→ユーザーが客観的に比較できるように
 メリットデメリットを出す。
③アカウンタビリティー(説明責任)の強化→成分表の開示など。
④設計力、デザイン力の強化→社内設計と施工の職能分離化。値のわかる設計。
⑤人情的経営からの脱皮→業者会、職人の手間の見直し。材工分離。
⑥現場監督・大工の社会的地位の高揚→職能への誇り。報われた報酬。
⑥ネーミング(会社名・工務店・現場監督)の再検討
・・・のように変えていく必要があると思う。

8.以上を基に弊社・創建舎の取り組み項目をあげると
①建築美の感覚を持ち、デザイン・設計力を高める。
 また、技術者として理科の勉強をし、住宅の性能を定量的に説明できるよう
 にもする(工法・自然素材頼みはダメ)。
②棟数を追わない。
③実行予算書の遵守と事前発注の励行。
④社員満足度を上げる。→甘やかさず(スタッフを選ぶ必要あり)
⑤現場見学会・イベントの継続。毎月の情報誌発行。
⑥会社、現場、スタッフを見せる。→全員でブログ。毎週の現場写真をアップ。
⑦下請け、役所の仕事はやらない→エンドユーザーの仕事のみ 
⑧設計事務所の相見積もりは参加しない(理由を明確に出す→添付資料参照)。
⑨プロデュース会社(工務店を使い捨てにする)、フランチャイズには入らない。
⑩商品は持たない→材料・商社への肩入れはしない。(推奨仕様は持つ)
⑪業者会は安全衛生の目的のみ→1職種2社以上、業者との飲食厳禁、
 虚礼廃止。
⑫社員大工をできる限り増やして行き、教育カリキュラムを作る
 (大工の手間賃を上げる)。
⑬常にコストダウンは必要(利は元にあり)だが、ローコストに未来はない。
⑭家守りとリフォームへの取り組み強化。
⑮全棟完成保証、瑕疵保証、地盤保証とする。
⑯会社の永続性を図る。後継者育成(M&Aも有り得る)
・・・などをまじめに取り組んでいる。

9.ちなみに、創建舎の家づくりの理念は
①長持ちする家(性能、デザインとも)
②居心地の良い家(性能、デザインとも)
③省エネの家
④人間と地球に優しい家  ・・・をつくるということ。
  設計も材料、工法などはこの観点から考え、取捨選択していく。

10. 創建舎の経営理念は
「誠意と努力に裏打ちされた技術による、その時最高の家づくり」
・・・で、そういう姿勢を表わしている。

11.私の目指す工務店を端的に表現すると
  いい家をつくっているということは大前提で、インターネットでも現場でもなるべく人間と仕事をさらけ出す。その上で商品を持ったり、妄信した工法や材料をアピールして宣伝することはなく、監督と大工を中心とした優れたスタッフを育てていれば住まい手の方から訪れてくださるような工務店である。

〈建築設計事務所の相見積もりをお断りする理由〉(添付資料)

1.建築家の方々は基本的に見積もりの精査が出来ないことが多く、結果値段だけで一番安い見積もりを採用することがほとんどだからです。

2.他の工務店が何らかの理由で大幅に値引きしてきたものや、採算度外視した見積もりを採用するケースが多いからです。(良い大工、監督を育てられません)

3.コンペなどにより、お施主様のご希望予算を無視した設計が多く、お施主様や私どものモチベーションの下がる引き算から始めなければならないことが多いからです。

4.ただの当て馬に利用されただけで、見積提出後も何の連絡もいただけないケースが多くあったからです。

5.見積もりには 大変な人件費がかかり、多くの落札できない見積もりの人件費が他のお施主様に転嫁してしまうからです。

6.設計に期間を多く費やしてしまい、見積もりから着工までの期間が短すぎて無理が生じることが多く、またお施主様と初めてお会いしたのが契約当日ということがありましたが、これで良い仕事ができるとは思えないからです。

7.顔が見える関係の中で設計・積算を進めて行き、お互い知恵を出し合いながら良い設計と価格を合わせた方が納得がいき、良いものができると思うからです。

 できる限り事前にお会いして、建築家の方のこだわりや作風等を私どもが知り、また弊社の施工中の現場を見ていただき、施工に対する考え方を知っていただいた上で見積りを進めさせていただくということが良いと思っております。

(株)創建舎 HP
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by ju-takukoubou | 2009-04-07 18:05 | いい工務店との家づくり