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住宅ローン審査の仕組み
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カテゴリ:住宅ローン審査の仕組み( 1 )
住宅ローン審査の仕組み、ここだけの話
住宅金融機関の選定が重要な理由
 住宅取得を考える時に、住宅会社の選択以上に重要となるのが住宅ローンを借りる金融機関です。
 住宅会社もアフターメンテナンスを通じて長いお付き合いとなりますが、気に入らなければ交換は可能です。ところが住宅ローンはローン全額を償還するまで好きも嫌いも関わらず付き合い続けなければなりません。
 お金を増やす利殖には熱心な人達が、ひとたび大きな借金である住宅ローンとなると、利殖ほどには情熱をもって研究されないのはもったないことです。住宅ローンを住宅会社や不動産会社任せにはせす、ご自分で研究してみることは「低成長時代の防衛蓄財」にも必ず役に立つ恰好のチャンスであると言えるでしょう。

個人信用情報センターに行ってみました
 住宅ローン審査でもっとも重視される項目が、個人の借入記録をデータベース化した「個人信用情報」です。全国銀行協会加盟1,600機関が運営する個人信用情報センターに行くと、最大10年間を遡り銀行やクレジット会社から借入を起こした履歴を照会することができます。
 住宅営業の現場で“個信が通るの通らないの”とやりとりする個信とは、この個人信用情報のことを指しています。住宅ローン審査申込書の項目の中に“個人信用情報センターへの情報照会に同意する”一文をもって金融機関がローン審査申込人の任意代理人として個人信用情報を閲覧します。
 個人信用情報は次のような項目が記載されています。

1)金融機関との取引情報
 住宅、自動車、教育、カードなどローン借入及び返済の履歴の直近24ヵ月分。カードローンやクレジットカードの限度額まで記載されています。
2)不渡り情報
 個人事業者などが不渡りとなった手形・小切手の支払場所や金融機関、不渡りの理由、第一回目不渡り、銀行取引停止日などが掲示されます。
3)官報告示情報
 破産手続き、民事再生開始決定日が掲示されます。個人破産や個人民事再生などの情報も含まれます。
 さらに「個人信用情報センター」ではクレジット会社や信販会社などが運営するシーアイシー(CIC)とも提携をしており、延滞等のネガティブ情報も掲載されるのです。延滞事故などのネガティブ情報を供用するネットワークを共有する金融機関のシステム「情報交流クリン」により個人の信用区分が信用に問題のないホワイトと問題のあるブラックに分けられるのです。                
 個人信用情報センターは全国の10ヵ所、シーアイシーは9ヵ所のセンターがあり、運転免許証やパスポートなど本人確認ができる証明を持参すると、ものの20分で情報開示が受けられます。手数料は500円で郵送申し込みは1,000円。ローンやクレジットカードの申し込みをしても否認の理由を教えてはもらえません。「個信をご自分で調べて下さい」と言われるだけです。

ローン審査とは
 ローン審査に不安な方は自分で個信を取ってファイナシャルプランナーなどと相談をする。信用に自信のある方は個信を元に複数金融機関とローン条件交渉する。ひと手間かけて情報武装することが、金融交渉には重要なポイントとなります。 
 取引情報記録は5年間登録されるので、延滞事故等があれば登録抹消までの間、住宅ローン審査に通ることはまず難しいでしょう。また個信に情報照会を行った会員(登録金融機関)記録も半年間残されます。あちらこちらの住宅ローン審査を申し込む度に照会履歴回数が記録されていきますので、ローン審査にマイナス評価となってしまいます。なぜなら他行で否認されたのではないかということが容易に推察されるからです。住宅ローン審査の手順は最大の関所である個人信用調査をパスしなければ先へは進めません。次の段階へ進むと個人の属性審査となります。
 一般的な金融機関の伝統的な審査基準はチャート〈1〉のような感じで行われます。婚姻の有無や家族構成なども一応は審査項目に入っていますが、重視される項目ではないため省きました。

身の丈にあった住宅ローンを
 会社員の審査ケースでの勤続年数が短いと判断される期間は2年未満です。企業規模や業種は上場してる大企業とその他大勢の中小企業とに分けられます。
 いわゆる横文字系社名の新進ベンチャー企業も、オールドファッションな銀行審査の概念からすると“よくわからん会社”として低い評価されることがあります。
 新卒者の3割が2年以内で辞める雇用流動化の時代にあってこんな保守的な銀行ばかりでは・・・・と諦める必要はありません。外資系住宅ローンの中には一般なら銀行がマイナス評価となりがちな転職回数の多さも“キャリアの継続性を確認”し、積極評価する外資系住宅ローンがあるのです。
 さらに昨今では晩婚化、非婚化が進み独身の女性の住宅取得も珍しくなくなりました。こうした未婚シングル層の住宅取得に前向きに融資する日系銀行も出てきています。住宅ローンも多様化の時代に入りました。ご自分の身の丈にあって住宅ローンを見つけましょう。
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 17:10 | 住宅ローン審査の仕組み