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工務店設計者の日々②
打ち合わせしていつも感じること
株式会社青木工務店 設計パートナー
薮田 紀子 ■ Noriko Yabuta

事務所と工務店、同じ設計打ち合わせのはずなのに
 設計事務所に勤めていた私だが、工務店での仕事は同じ設計とはいえ、いろんなことが違って驚いてしまうことが間々ある。
 そのひとつが施主との打ち合わせで耳にする言葉。
 こんなイメージで……と言われるのは、南欧風に北欧風、スペイン風に、料亭風、……。
 そんな要望に直面したことがなかったから、戸惑ってしまう。
 さらには、和室はエスニック風に……、などと言われると、ますます混乱するばかりである。
 わかるといえばわかるが、わからないといえばわからない。頭の中はフル回転である。
 雑誌の写真記事やメーカーの部材から家全体を発想するから、そういう表現になるのだろうか?
 その話の元になった写真など切り抜いて持ってきてくれるととてもありがたい。なるほどこんなイメージの事なのか~と、こちらも納得する。形がない漠然としたものをわかりやすく伝えるのは難しいから。

工務店設計者の役割とは?
 工務店で注文住宅をつくるということは、一から素材を選んで、大工さんがひとつひとつつくっていくということ。出来上がった家の全体からは、家族の暮らし方、好むもの、好まないもの、それぞれ個人の雰囲気が家づくりに反映され、さらにはその工務店の特色がプラスされる。
 それは言葉にできにくいものだから、建て主にその良さや他との違いを伝えるのは本当に難しい。
 建て主の希望するイメージを汲み取りながら、工務店のつくる家の「味」を活かすためには、やっぱり打ち合わせを重ねていくことしかない。そこに対話があるから、イメージを活かしつつ、自分たちらしい家になり、ただ○○風の部材の集合だけというおかしな住宅にならずにすむのだ。
 工務店の設計者としては、そんな家族の声をうまく見つけ出し、つくる側の事情とお客様のイメージの間に立ち、会話がうまく噛み合うようにすることが大切なのだ、と最近わかってきたのであります。

 最後になりましたが、金本選手904試合連続フルイニング出場おめでとうございます。私も頑張ります。
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by ju-takukoubou | 2009-04-09 11:46 | 工務店設計者の日々
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