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辣腕記者のヒント⑦
法律改正の時はいつもバタバタとなり
日刊木材新聞 橋本 崇央

バタバタな基準法改正
 法律改正の時はいつもバタバタとなり、様々なところで混乱が生じるのは常と言ってしまえばそれまでだが、今回の建築基準法の改正(平成19年6月20日施行分)はかなり酷い状態ではなかったかと思う。
 この原稿を書いているのが6月22日なので本当の混乱はこれからかもしれない。姉歯事件を契機とした耐震偽装事件は様々なところまで波及し、国土交通省の担当者は「耐震偽装で失った建築業界の信頼回復には厳しい規制を行うしかない」と説明するが、周知が進まないのはまだしも、施行1週間前にも告示が出揃わないで確認検査機関もどう対応するか判断に困るという状態だった。
 最近の行政はよいことなのか、何か事件があるとそれに対処療法的に法律を変え、割とスピーディに対応してしまうが、実務が着いてこられるのか甚だ疑問が残る。
 確認申請の厳格化などは必要なことだろうが、修正、変更は一切認めない(誤字脱字の修正程度はOK)ので間違えたり、変更になれば確認申請出しなおしや変更申請を行うことが必要になる。

特例廃止への備えを
 変更は施主との打ち合わせで双方の納得のもとに行われるのだろうからまだよいが、工務店側のミスでの再申請などは当然費用も工務店持ちとなるであろうと考えると書類をきちんと作れないと利益の圧迫につながることや工期遅延の原因ともなりかねない。
 特に木造住宅などの4号建築物は当面は4号特例が残るので、大幅に書類は増えないと思うが、特例廃止に備えて伏図は社内で作り、その伏図通りにプレカットができて、家が建てられることをきちんと確認しておかないとやっかいなことになりそうで怖い。逆に建築士事務所登録をして建築士の立場でプレカット加工を踏まえた伏図を作り提供してくれるプレカット工場との関係づくりを進める方がいいのかもしれない。
 今まで以上に施主との打ち合わせを密にして、途中で変更のない図面を確定すること。そうした体制作りをしていくことが必要で、ここまできたら性能表示までやっておいた方がいいようにも思えてくるがどうだろうか。

日刊木材新聞社
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by ju-takukoubou | 2009-04-09 10:57 | 辣腕記者のヒント
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