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辣腕記者のヒント④
次はロシアか
日刊木材新聞 橋本 崇央

資源ナショナリズムの再来
 昨年は構造用合板をはじめとして集成平角や集成管柱、垂木、胴縁など様々な木材製品が値上がりして、ここにきて値上がりにも一段落したかと思えば、今度はロシアの輸出税の引き上げで木材業界は大きく揺れています。
 そもそもはロシアが針葉樹丸太の輸出税を現行の6.5%から今年の7月から20%に、08年4月からは25%、09年1月には80%にするという発表があったからです。丸太に高率の関税を掛ける、丸太輸出の禁止などは80~90年代初頭に東南アジアの国々で自国の木材工業化の推進のために取られてきた政策と一致するもので、資源ナショナリズムの再来とも言えるものでしょう。日本でのロシア材の輸入量は昨年が約480万立方メートルで丸太として輸入されているうちの5割弱を占め、主には合板用の素材と垂木、胴縁などの製材用としてのものです。

合板の代替を考えておく必要が
 昨年の合板不足はまだ記憶に新しいところで、安価に耐震性の高い住宅をつくる上では合板は非常に便利な資材で、施工性も良く、これが逼迫してくると住宅会社も工期に影響してくることで、プレカットの納材価格は抑えても、合板だけは値上げを認めないとショートするといったことが懸念されるほどでした。
 ロシアの輸出税の動向はまだ予断を許しませんが、今後変更になることも考えられます。しかし、代替品については常に考えておかないと、イザというときには高値で購入を余儀なくされる可能性もあります。今後はロシア材の代替を含めて様々な開発が進んでいくものと予想され、工務店も国産材で代替できる部分はないのか、今まで購入していた国産材の製材メーカーへの影響は出てこないのかなど、木材関係の動きに注視していって欲しいと思います。

日刊木材新聞社
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by ju-takukoubou | 2009-04-09 10:49 | 辣腕記者のヒント
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