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正月休みに読んだ本に?印
トリックミステリー歌野晶午著『家守(やもり)』を読んで
 「工務店 業界サーチ」というタイトルですが、今回は閑話休題とさせていただきます。
正月休みに読もうと思って、歌野晶午の『家守(やもり)』の文庫本を買いました。さすがに本格推理の旗手で、5作の短編集を一気に読ませましたが、その中の表題作「家守」に引っかかったところがありました。推理小説のトリックを明かしてしまうのはルール違反ということになっていますが、そもそもの根本にかかわることなのでご勘弁ください。
 ほぼ密室状態の寝室で口と鼻をふさがれて窒息死した遺体が発見されます。これが実は外部から掃除機で空気を抜いて真空状態にして、犯人は外でアリバイを成立させていたというものです。

リアリティーを感じられないトリック
 まず、30年以上経った住宅でそんな気密状態が可能なのか、という疑問を持ったのですが、換気のことに詳しい人に聞いてみたところ、そもそもそんなことはありえないとのこと。
 掃除機程度の引っ張り力では、空気がなくなる前に機械が動かなくなってしまうので、真空状態にはなりえないし、仮に真空になったら、外部の空気圧に押されて部屋はつぶれてしまっているはずだ、と。
 トリックそのものが成り立たないということになると、リアリティーは失われてしまう。空気がどのくらい薄くなると窒息死してしまうのかについてはまだ確かめてはいませんが、皆さんはどう思われますか。

宮澤 秀雄 ■ Hideo Miyazawa
日本住宅新聞 
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 17:17 | 工務店業界サーチ
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