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野池主義でいく⑯
いつもだいたい合ってる
 ちょっと傲慢に聞こえるかもしれないが、私の最大の特長は「いつもだいたい合ってる」というところにあると思っている。独創的な発想ができるわけではないし、人が思わずのめり込んで聞いてしまうような演説ができるわけでもない。およそ住宅の性能全般に明るいが、特に何かの分野の深い知識や独自理論があるわけでもない。
 ただ、「ちょっとした批判精神を持ちながら、自然に素直に考えて整理する」という発想で興味のあるテーマに向かい、「ある程度理解して整理できないと発言しない」という自分なりの矜持を持っているからだろうか、「いつもだいたい合ってる」ということになる。ここでは「だいたい」が大きなポイントで、120点と0点の意見や発言が混在しているのではなく、まぁいつも80点くらいは取れているということ。
 そんな私がいつのまにか評価されているのは、「環境」という時代と、そんなタイプの人間が他にあまりいないからなのだろう。

「だいたい合ってること」を確認できる性能ガイドブックの制作過程
 性能ガイドブックをまとめていく過程において、私の「だいたい合ってること」が重要な判断基準になる。これまで少し自信がなかった内容が「これでたぶんOKなのだ」と確認できることもあるし、逆に自信があった内容が「ありゃ、これはダメだ」となることもある。
 もうひとつ、私が関わることのメリットは、相対的な性能のレベルの自己評価ができるところ。「まぁ普通に真面目に考えてやってるだけだよ。だから性能の理解や内容はまぁ標準的なんじゃないか」と思っている工務店が、実はとてもレベルが高かったりするし、その逆もある。そんな自己評価が改めてできるというのは、いずれにせよよい機会だ。
 こんな書き方をすると、何だか営業的な内容に読めてしまうなぁ。ほんとに正直なところ、そんな意識はまったくない。私が言いたいのは、自社が提供する家の性能について冷静に客観的に眺めて、その内容を再検討して、きちんと文章で表現することの重要性のこと。それはほんとに貴重な作業になるし、そんな表現物をもっていることでお客さんが集まったり契約できたりする時代になってきたと思う。

野池 政宏 ■ Masahiro Noike
住まいと環境社
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 17:06 | 野池主義でいく 
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