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野池主義でいく④
シックハウス問題の続き―シックハウス対策のケリ
 シックハウス対策など、できるだけ早くケリをつけたほうがいい。そして別のもっと前向きなテーマに取り組むべきだ。どのあたりがケリかを判断し、集中してすばやくケリをつけて次に進む。これは「自分が深く追いかけるテーマじゃないテーマ」に向かうときの基本的なスタンスだろう。頭がいい工務店はそれができている。
 じゃあシックハウス対策のケリはどのへんにあるか?
 まず重要なのは「ホルムアルデヒドの指針値を確実にクリアする」というところ。最近は安くていい測定器が出ているから、それを買ってどんどん測る。だいたい0.05ppmをいつもクリアできるという自信がついたら(特に夏場が重要)、引渡し前に全棟測定して、その積み重ねた結果をHPに書く、住まい手に見せる。
 次は壁と床の仕上げ材を「できるだけシンプルなもの」にする。壁は左官材料か自然素材系の壁紙、床はムクのフローリング。また床下には臭いのきつい薬剤を使わない。
 問題は建具。収納の扉や内部建具にシナ合板を使うと指針値ギリギリになる場合がある。この使い方とホルムアルデヒドの測定結果との関係をしっかり把握する。もちろん優先すべきは測定結果であって、ヤバそうな結果が出るなら対応を考える。
 以上、おしまい。あと付け加えるなら「化学物質に敏感な人でも大丈夫」というようなことは言わないということ。

最適化、ベストバランス
 家づくりというもの、諸条件を踏まえた上で「最適化を図る」「ベストバランス」を探る、という作業に他ならない。それが高いレベルでできている工務店ほど「いい工務店」ということになるはずなのだけど、現実の世間の評価はいささか違っている。何か大きな特徴を持っているところが目立つ。見掛けのいいものをちりばめたところが受ける。
 なぜ、例えば「当社は高いレベルのベストバランスを達成させます」というメッセージがうまく届かないのか? それはもちろん家づくりがややこしいからだ。しかもこんなメッセージは「ややこしそう」という印象を与えてしまう。
 でも、まだまだスピードは遅いけど、「家づくりは最適化を図る作業に他ならない」と気がつく人(家を建てようとしている人)が増えているように思う。実際、表立って前に書いたようなアピールはしていないけど、そんなことを感じさせる工務店の評価が上ってきているように感じる。これはとてもいい傾向だと思う。
 さて、ここでひとつ提案をしてみたい。それは「最適化」とか「ベストバランス」という言葉を一斉に使ってみませんか? という提案である。いかがでしょう? ダメ?

野池 政宏
住まいと環境社
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by ju-takukoubou | 2009-04-08 16:51 | 野池主義でいく 
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